ソフトバンク鶴岡、母校樟南「見習って」好守に活躍

2回表ソフトバンク1死一塁、鶴岡は適時二塁打を放ち二塁へ滑り込む(撮影・下田雄一)

<楽天0-6ソフトバンク>◇26日◇コボスタ宮城

 母校樟南が鹿児島代表として甲子園出場を決めたのを祝うかのように、ソフトバンク鶴岡慎也捕手(35)も攻守で活躍した。

 2回には中堅右へ3点目となる適時二塁打。7回には1死一、三塁から一塁側へセーフティースクイズを決めた。「よかったです。打つと自分が楽になるんで。セーフティースクイズは(一塁手は)外国人だし、天然芝だし」と狙い通りだった。

 後輩達が決勝で延長15回再試合の後で競り勝ったことに「粘り強いですよね。そこは見習っていかないと」と話していたが、粘りのリードで武田の今季初完封を導いた。