<広島4-5巨人>◇5日◇マツダスタジアム
広島の守護神・中崎は「すみません」と声を絞り出し、ロッカー室へと消えていった。4時間38分の試合は、今季初の3連敗を喫して幕を下ろした。7回に1点を勝ち越しながらも、勝利の方程式が崩された。セットアッパーのジャクソンは8回に1失点。同点の9回には中崎が2失点し今季4敗目を喫した。緒方監督は「うちの勝ちパターンで追いつかれて、ひっくり返されてしまった」と悔しがった。
今季102試合目。3連敗が初めてなら、ジャクソン、中崎がそろって失点するのも初めてだった。抜群の安定感を誇ったジャクソンは18試合ぶりの失点。中崎は13試合ぶりの失点で6月12日楽天戦(コボスタ宮城)以来の黒星だった。これで2位巨人に5・5ゲーム差まで迫られた。
ただ緒方監督のスタンスは変わらない。勝ち越した7回に2点目を奪えなかったことにスポットを当て「紙一重のところだったけど、流れをつかみきれないのは小さい小さいミスがあるから。反省して切り替えていく」と前を向いた。ジャクソンも「長いシーズン、悪い日もある」と切り替えた。また一丸で1勝を目指していく。【池本泰尚】