広島岡田3回3失点「肩の違和感」で抹消

広島対巨人 3回表巨人1死一、三塁、岡田は阿部に右越え3点本塁打を被弾しマウンドでうつむいた(撮影・加藤哉)

<広島8-7巨人>◇7日◇マツダスタジアム

 広島先発岡田明丈投手(22)は3回3安打3失点で降板した。

 1回は完璧な立ち上がり。先頭長野から空振り三振を奪うなど、3者凡退。2回も2安打を浴びたが、無失点でしのいだ。だが味方が3点を先制した後の3回に急変。直球は140キロ台前半まで落ち、制球を乱した。1死から連続四球。阿部にもカウントを悪くして3ランを浴びた。何とか3回を投げきったが、この回限りで降板となった。試合後、緒方孝市監督(47)が「ちょっとマウンドでいつもと違うしぐさがあった。投げ終わって聞いたら、少し肩の違和感があるということで。抹消することになります」と明かした。