阪神鳥谷右腕でも先発落ち 金本監督「北條がいい」

阪神対広島 9回裏阪神1死、代打鳥谷は遊飛に倒れる(撮影・宮崎幸一)

<阪神2-7広島>◇17日◇京セラドーム大阪

 阪神鳥谷が先発右腕を相手にしてもスタメンを外れた。ベンチスタートだった前日までの4試合は相手先発が左投手。金本監督は対左腕の相性の悪さ(打率1割5分)が理由と説明していたが、この日は右の福井で、今季も8打数4安打、打率5割と好相性だった。

 金本監督は「北條がいいんでね。トリがずっとショートをやってきて、いきなり他のポジションをやれというのもアレだったし。今、北條は外せないでしょう」と明かした。

 前日までの成績は、全試合途中出場の鳥谷が4打数無安打。一方、1番に抜てきされた北條は、1本塁打を含む14打数7安打で打率5割。調子と勢いは北條が上との判断だった。

 鳥谷は5点を追う9回、代打で登場。薮田の内角148キロ真っすぐに差し込まれた遊飛に打ち取られた。試合後、鳥谷は「頑張るだけです」と唇をかんだが、評価を変えるには結果を出し続けるしかない。

 明日19日の巨人戦も左腕田口が先発で、鳥谷はベンチスタートが濃厚だ。だが少ない出番を生かさなければ、スタメン復帰は遠のく。7月末にフルイニング出場が667試合で途切れ、再び訪れた正念場。北條の下降待ちではなく自力で遊撃を奪い返したい。【松井清員】