<日本ハム0-3ソフトバンク>◇19日◇札幌ドーム
マイナス0・5差で臨んだ首位攻防第1ラウンド。日本ハムのリアル首位奪取はならなかった。散発4安打の完封負け。連勝は5でストップし、再び0・5差となった。敗戦を受け止め、そして前を向く。栗山監督は「(ソフトバンク)和田はすごくよかった。でもよかったから、と終わってしまってはいけない時期。こういうやられ方を、次につなげられるように、しっかりやります」と話した。
好投の和田には、8回まで苦しめられた。だが7回には中前打で出塁した大谷が、二塁へ単独スチールを決めた。「これだけ試合が動かなければ、動けるところは動くしかない」という指揮官のタクトに応えた。守護神サファテに相手が代わった9回も、先頭の西川が9球粘って四球で出塁。この日初めて三塁まで進み、最後まで抵抗する姿勢は見せた。
最大11・5ゲーム差から猛追の勢いで、一気に奪首を狙ったが、失敗。それでも、背中にぴったりと張り付いている状況は変わらない。栗山監督は「目いっぱいやっていくしかない」。今日20日は、今季先発8戦5勝0敗の高梨をマウンドに送る。真の勝負は、始まったばかりだ。【本間翼】
◆ゲーム差 上位チームとの差を示す目安の数字。Aチームと首位のゲーム差を出す場合、(首位チームの貯金-Aチームの貯金)÷2で計算する(貯金は勝数-敗数)。1勝または1敗で0・5ゲームずつ変動し、仮に3ゲーム差の場合、首位が3敗、Aチームが3勝すればゲーム差は0となる。順位は勝率で決めるため、試合消化数や引き分け数の関係で首位より貯金が多くても2位の「マイナスゲーム差」が生じることがある。