ソフトバンク松田全開 日本ハム直接対決へ状態最高

ソフトバンク対オリックス 松田が2本塁打。左は4回裏のソロ本塁打。右は8回裏無死、2本目のソロ

<ソフトバンク8-5オリックス>◇18日◇ヤフオクドーム

 マッチ2本でアチチだ。ソフトバンク松田宣浩内野手(33)が25号、26号とソロ2本塁打を浴びせ、2日で3度も「熱男~!」コールを響かせた。1回に本多、中村晃、内川の3連打であっさり先制。攻撃の手を緩めず一気に3点を先行すると、松田の2本塁打などで最後までペースを手放さず8得点の快勝だ。日本ハムとの決戦まで、ソフトバンク打線は熱く燃え続ける。

 2日続けて、松田の雄たけびがヤフオクドームに響いた。しかも2度だ。「熱男~!」。日本ハムとの直接対決を目前に、最高の状態になりつつある。

 4回に左中間に2戦連続の25号ソロを放つと、8回には右翼に流し打った。6月3日の広島以来となる1試合2発を記録。「1本出たら、2本出る性格なので、うれしかった。昨日は久しぶり過ぎて、80点のデキ。今日は100点満点の熱男ができた」。ヒーローインタビューで熱男コールを自画自賛した。

 この日の2発は、いずれもボール先行で打者有利の展開から生まれた。「9月に入ってから、カウント負けしないことを考えている。相手有利を作らないように」。簡単にストライクを与えないことを肝に銘じた。もちろん、やみくもにバットは振らない。「集中して、バランスを考えながら」。試合前の打撃練習では、左投手からまず反対方向に打球を打つ。8回のソロは打った瞬間、テラス席に着弾することを確信したという。「1本目よりも、2本目のほうがうれしかった」。練習通りの1発に、思わず笑みがこぼれた。

 打撃のバランスを整え、投手とのせめぎ合いも制した。9月は打率3割7分5厘、3本塁打と頼もしい。「(本塁打の)間隔を空けたくない。ドンドン打っていきたい」。2年連続の30本塁打まで残り4本。お祭り男の本領発揮で、首位の座をガッチリと守った。【田口真一郎】