ソフトバンク中村晃が土壇場で適時打「気持ちで」

9回裏ソフトバンク2死一、二塁、中村晃は中前に適時打を放つ。投手平野佳寿(撮影・栗木一考)

<ソフトバンク3-3オリックス>◇19日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクが9回2死から中村晃外野手(26)の適時打で同点に追いついた。1点を追う9回、2死一、二塁。オリックス守護神平野の真ん中低め151キロを中前へはじき返した。

 前進守備の中堅駿太の返球より早く二塁走者今宮が生還。中村晃は「みんながつないだチャンス。気持ちで打ちました」。すでにこの時点で2位日本ハムがロッテ勝ち、負ければ首位陥落の瀬戸際で、貴重な同点打となった。