広島菊池の左前打で田中生還、リプレー検証でセーフ

6回裏広島無死二塁、菊池の左前適時打で捕手大野のタッチをかわして生還する田中(撮影・河野匠)

<SMBC日本シリーズ2016:広島5-1日本ハム>◇第2戦◇23日◇マツダスタジアム

 広島がリプレー検証ルールの恩恵で勝ち越した!

 同点の6回、無死二塁。菊池涼介内野手(26)がバスターから左前打。スタートが遅れながらも二塁走者田中広輔内野手(27)は果敢に本塁に滑り込んだ。判定はアウトも、リプレー検証の結果、セーフにくつがえり、広島に勝ち越し点が入った。

 勢いづいた広島は運も味方につけた。なおも無死二塁から丸の投手前の送りバントを増井が一塁へ悪送球して1点を追加。さらに鈴木の犠飛、エルドレッドの2試合連続ソロでこの回一挙4点を奪い、日本ハムを突き放した。