日大は猛追も及ばず 中日2位京田「勝ちたかった」

桜美林大対日大 敗戦し引き揚げる日大・京田(左)と山田(撮影・鈴木正人)

<明治神宮野球大会:桜美林大7-4日大>◇15日◇大学の部準決勝◇神宮

 東都代表の4連覇はならなかった。24年ぶりに出場した日大が終盤猛追したものの、失点が大きく初出場の桜美林大に逃げきられた。

 リーグ戦同様、終盤に勝負をかける展開となった。6回に1点、8回に3点。さらに9回1死一、二塁と攻めたが、後続が併殺に打ちとられて決勝を前に敗退が決まった。

 中日のドラフト2位指名を受け、主将も務めた京田陽太遊撃手(4年=青森山田)の学生野球もこの日が最後になった。「勝ちたかった。もう1日、長くやりたかったです」と悔しそうに話していた。

 東都代表は44回大会で亜大、45回で駒大、そして昨年の46回は亜大が制したが、日大が敗れたことで、連覇は止まった。