NPB、「ファインジャッジ賞」の4審判表彰

 日本野球機構(NPB)は14日、今シーズンから新設した「ファインジャッジ賞」に選定された4つの判定を発表した。

 ◆牧田匡平(37) 3月30日DeNA対巨人 7回裏1死一、三塁から、二塁ゴロで三塁走者が本塁に突入した際、完全なアウトのタイミングだったが、最適の位置で見極め、セーフと判定した。

 ◆本田英志(45) 4月19日DeNA対広島 延長12回表1死満塁から、安打で二塁走者が本塁に突入した際、緊迫した試合展開の中で、最適な位置でセーフと判定した。

 ◆石山智也(37) 5月17日巨人対DeNA 6回表1死一、三塁から、一塁ゴロで三塁走者が本塁突入した際、捕手のタッチを再三に渡りかいくぐり、本塁セーフになった。慌てずに、最後までプレーを見極めて判定した。

 ◆津川力(43) 9月2日ロッテ対西武 延長12回表無死一、二塁。遊撃へのライナーを、遊撃手が故意落球。重圧のかかる場面で、間髪入れず勇気を持って判定し、監督への説明、場内放送もすべて1人で処置した。