＜練習試合：ヤクルト２－４ＤｅＮＡ＞◇１９日◇浦添市民球場

　ＤｅＮＡの新外国人アウディ・シリアコ内野手（２９＝ＢＣリーグ・石川）が、初本塁打を放った。４回に左翼ポール際へ原樹理のスライダーを運んだ。「うれしい。チームに貢献できたので満足している。自分の仕事、練習をしてきた結果」と喜んだ。普段は３４インチのバットを使うが、この日は筒香の３３・５インチのバットを借りた。ラミレス監督は「これからは練習でも筒香のバットを使うべき」と話した。

　シリアコが一発を放ち、所属する外国人選手は６人全員が練習試合で活躍した。ラミレス監督は「昨日も言ったけど、すべての外国人がよくやっている。まだ開幕まで時間がある。プレッシャーの中でどうやっていくかを見ていく」と、オープン戦の中で１軍入りを判断していく構えだ。