中日溝脇「とにかく必死に」ファウルで粘りプロ1号

中日対広島 3回裏中日無死、代打の溝脇は右越え本塁打を放ち笑顔で三塁に向かう(撮影・前岡正明)

<中日1-7広島>◇4日◇ナゴヤドーム

 中日の5年目溝脇隼人内野手(22)が3回、プロ1号を放った。

 0-3の3回、先頭の先発若松の打席で代打に送られた。ファウルを7本打ち、粘った。フルカウントからの11球目、広島野村の内角直球をフルスイング。

 高々と上がった打球は、右翼スタンドギリギリに着弾した。昨年までのプロ4年間で1安打だった小兵は「相手はいい投手なので、とにかく必死に食らいついていきました」とコメントした。