野球日本代表の次期監督などを協議する侍ジャパン強化委員会が5日、都内で開かれ、次期監督選考やGM制の導入について「ONコンビ」を含めた過去の代表監督にヒアリングを行うことを決めた。92年のバルセロナ五輪以降の代表監督と、ソフトバンク王貞治球団会長ら、WBCの4監督が対象になる。04年アテネ五輪直前に脳梗塞で倒れた巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏について、委員長を務める日本野球機構(NPB)井原敦事務局長は「時間を頂けるなら、お話はぜひ伺いたい」と話した。
歴代監督には、監督選考に加え、チーム体制強化の意見なども聞く。今回のWBCでは大リーガーの参加はアストロズ青木1人で、投手陣に辞退者が続いた。過去の侍ジャパンにはなかったGM制を含めた編成部門の強化について、井原事務局長は「ヒアリングでご意見を伺ってからになるが、(GM制は)もちろん考え方としてはあるのは皆さんご存じだと思います」と検討課題に挙げた。
代表監督の決定時期については「具合的なメドや目安は立てずに、きちんと検討するべきことを1つ1つ積み重ねる」と言った。ヒアリングは、28日の次回委員会までに可能な限り取り組む方針。次期監督には、巨人を3度の日本一に導き、09年WBCで世界一に輝いた原辰徳氏が有力候補に挙がっている。