2失点で負け投手になった中日岡田俊哉投手(25)の2軍落ちが決まった。同点の延長11回1死から登板したが、3連打されて降板。その後、決勝の走者が生還した。

 WBC日本代表として3月8日のオーストラリア戦に登板。制球難で招いた5回1死満塁を併殺で切り抜け、勝ち越しを阻止した。だが厳しい場面を経験した影響からか、中日に合流しても体重減やフォームの乱れが目立っていた。

 友利投手コーチは「結果がついてくればエネルギーになると思ったけど。傷が深くなるのが嫌だった。下で組み立て直すのが近道」と説明。ここまで3試合無失点と結果は出ていたがコンディション優先で決断が下った。