オリックス松葉8回ピシャリ、平野と0封リレー

連勝を決め、ベンチでガッツポーズする松葉(撮影・浅見桂子)

<西武0-2オリックス>◇5日◇メットライフドーム

 オリックスが12球団最速の完封勝ちで、開幕3連敗の後に2連勝とした。立役者は5年目左腕の松葉だ。西武の強力打線を相手に8回無失点の力投。9回は平野に任せて初完封は逃したが、目標の2桁勝利へ最高のスタートを切った。

 「粘り強く投げられた。バッテリーでしっかりゴロを打たせられたのが良かった。(9回も)行きたい気持ちはあったが、自分よりチームが優先。平野さんが行くべきと思う」

 7回まで毎回安打を許した。それでも4併殺を奪う粘り腰。7回は2死一塁で山川から三振を奪い、ガッツポーズも飛び出した。

 成長を求め、昨オフに大胆な変化に乗り出した。昨年まで無走者でもセットポジションから投げていた。今季はプロ1年目のノーワインドアップに戻した。「他にもグラブの使い方とか自分の中ではすごくたくさん変わった」。大体大の先輩であるカブス上原らから助言もあり、球の勢いを出すためフォーム改造。ストライクゾーンで勝負できるようになった。

 その成果が出た。この日は1死球のみの無四球で終えた。「12月、1月、2月とやってきたことが形になったのは自信になる」と松葉。福良監督も「出始めのころは四球が絡んでいたが、今は自信を持って投げている」とたたえた。

 まだ負け越しているが日本ハム、西武と並んで同率3位に浮上した。Aクラス圏内は優勝争いして2位だった14年以来。2年目の福良政権では初めてだ。「若いチームだから、こういう試合をしていけば自信になる」と指揮官。全員が成長しながら、白星を重ねる。【大池和幸】

 ▼オリックスが松葉-平野のリレーで西武を抑え、12球団完封勝利一番乗り。これは14年開幕2戦目の3月29日日本ハム戦に、ディクソンが完投して5-0で勝って以来、球団3年ぶり。