<中日2-3巨人>◇5日◇ナゴヤドーム
流れを変えてくれ! 中日は頼みの三ツ間が耐えきれず逆転負け。開幕直後に続く今季ワーストタイの5連敗で、すべて逆転で星を落としている。試合後はコーチ陣の緊急ミーティングを開き、てこ入れ策を検討した。緊張感が漂う、こどもの日になった。
「今は誰が行ってもそうなっているような雰囲気になっちゃう」。森監督が繰り返したフレーズが現状を表している。2-1の8回、好投のバルデスがつかまった。1死一、二塁とされ、セットアッパー三ツ間を投入。しかし適時打とスクイズ(犠打野選)でひっくり返された。前日も2失点で初黒星の右腕。ここが踏ん張れないと必勝パターンは固まらない。
指揮官は「若い投手もどんどん使っていかないといけない状況になるだろうし、期待しながら見てやってください」とブルペンに新しい風を入れる方針。大きな期待を寄せるのが今季初めて出場選手登録された2年目の小笠原だ。
「1回、中で使う予定でブルペンに入れている。先発はそのあとどこかで。今預かっている28人が一番と俺は思っている。その中から考える。小笠原がきた以上、当然投げさせる、先発もさせるよ」
昨年11月に左肘の遊離軟骨除去手術を受けた。「予定通りに戻って来られて安心しています。与えられたところでしっかり投げて、ローテーションに食い込みたい」と決意を込めた。暫定的とはいえブルペンに勢いをつけるには、もってこいの存在。事態好転へ指をくわえて待つことなく、森監督は動く。【柏原誠】