立大が長短23安打を放って18得点を挙げ、東大に圧勝した。火付け役は4番の笠松悠哉三塁手(4年=大阪桐蔭)だった。まず3回、2死二塁の好機に左安打して2点目をたたき出した。続く4回2死では満塁の走者を一掃する左翼フェンス直撃の二塁打を放って試合を一方的にした。

 溝口智也監督(49)は「笠松がいいところで打ってくれた。前回の慶大戦では先勝しながらショッキングな負け方をした。1週あいて、こういうゲームができてよかった」といいながら「明日は同じようにはならないですから」と付け加えていた。