中日平田、意地の同点打で能見KOも敗戦に笑顔なし

7回表阪神1死二、三塁、平田は中前同点適時打を放つ(撮影・宮崎幸一)

<阪神2-1中日>◇17日◇甲子園

 不振が続いていた中日平田が意地を見せた。

 7回1死二、三塁で中前にしぶとく運ぶ一時同点の適時打で能見をKO。「追い込まれていたので食らいついていきました」。打線は結局、この1点だけにとどまった。2試合連続でマルチ安打と調子を上げてきたが、敗戦に笑顔はなかった。