ロッテ10勝目!球団最遅40戦目 夜マリン初勝利

延長10回裏ロッテ1死二、三塁、根元(右から2人目)は右前にサヨナラ打を放ちチームメートから手荒い祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<ロッテ4-3楽天>◇19日◇ZOZOマリン

 ロッテが連敗を8で止めた。エース涌井秀章投手(30)が9回3失点と好投。9回に追いつかれて白星はつかなかったが、完投を志願するなどチームを鼓舞する139球だった。打線は延長10回、左翼で先発した3番根元俊一内野手(33)が右前へサヨナラ打。これが10安打目で、連続試合2桁安打なしの不名誉な記録を球団ワーストタイの「18」で止め、今季初めて本拠地のナイターで勝利。チームは今季10勝目に到達した。

 連敗を8で止めたロッテは開幕40試合目で10勝目。10勝を挙げるのに40試合以上かかったのは05年楽天(48試合目)以来。ロッテでは02年(33試合目)を上回り球団史上最も遅い到達となった。本拠地ZOZOマリンでのナイターは今季初勝利(1勝8敗)。