近大工学部が延長負け「1つのミスが命取り」監督

中部大対近大工学部 力投する近大工学部・向井(撮影・滝沢徹郎)

<全日本大学野球選手権:中部大4-1近大工学部>◇6日◇1回戦◇神宮

 近大工学部(広島6大学)が、延長11回タイブレークの末に中部大(愛知)に競り負けた。

 先発の向井翔也投手(3年=広島工)が7回途中1失点と好投。打線も6回に1点を先制したが、7回に追いつかれ、延長11回に走者一掃の適時三塁打を浴びた。

 右近理監督(42)は「大舞台では、1つのミスが命取りになる。勝負どころでの弱さが出た」と唇をかんだ。