ロッテ鈴木タイムリーから3点「ただただ勝ちたい」

3回裏ロッテ2死一、三塁、鈴木は右前に勝ち越し適時打を放つ(撮影・小沢裕)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ9-5中日>◇8日◇ZOZOマリン

 4連敗中のロッテは、打線が粘りを見せた。3-5と逆転されて迎えた5回裏。3四球でチャンスをもらうと、3本の適時打で逆転に成功した。

 中前適時打の鈴木大地内野手(27)は「打ったのはスライダーです。勝ちます。それだけです。すいません、同じことしか言えなくて。ただただ、勝ちたいんです」。

 二塁手の頭を越える中前同点打を打ったダフィー内野手(28)は「打ったのはストレート。バットを内から出そうとコンパクトに打ちに行った結果。当たりはどうであれ、同点に追いつくタイムリーになってくれたのがうれしい。勝ちたい気持ちだけ」。

 遊撃左への勝ち越し内野安打を放った三木亮内野手(25)は「打ったのはスライダーです。ダフィーがよく走ってくれた。それに尽きます。満塁のチャンスだっただけに、勝ち越せて良かったです」と喜んだ。