やっぱり4番!福良監督がサヨナラ弾にメ“ロメロ”

5回裏オリックス無死一塁、クリス・マレーロの左中間越え2点本塁打で本塁生還の場面について審判団と話す福良監督(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-2中日>◇9日◇京セラドーム大阪

 オリックスが今季5度目のサヨナラ勝ちを飾った。

 延長10回にロメロが左越えに劇的な7号サヨナラ2ラン。福良淳一監督(56)は「やっぱり4番は頼りになる」と目を細めた。

 この日は中継ぎ右腕ヘルメンに代えて新助っ人マレーロを初昇格。モレルも含めて外国人野手3人をスタメンに置く超攻撃的布陣を敷いた。「なかなか点数が取れていないので、3人使うと昨日決めた。1番はモレルかマレーロで迷った。いいスタートが切れて良かった」と指揮官。3人とも安打を放ち、新打線が機能した。

 5回にマレーロの本塁踏み忘れアーチ(記録は三塁打)という珍事もあった一戦。最後も助っ人ロメロが試合を決め、広島とソフトバンクと並んでいる交流戦首位をキープした。