ロッテ石川、要所で踏ん張れず7敗目「雑だった」

6回裏オリックス1死二塁、小谷野に勝ち越しとなる適時二塁打を許しマウンド上で汗を拭う石川歩(撮影・伊藤航)

<オリックス5-1ロッテ>◇25日◇京セラドーム大阪

 ロッテは2連敗で、借金が今季最多26となった。

 先発の石川歩投手(29)は、7回6安打3失点(自責2)で7敗目。自己最速を1キロ更新する153キロを出し、球威、制球とも申し分なかったが、4回、6回と、連打を許し、失点。

 要所で踏ん張れず「ランナーを出してからの投球が雑だった。もう少し、ちゃんと投げられたら良かった」と反省した。

 ただ、今季序盤と比べると、見違えて状態が上がっているのは確か。伊東監督は「出来は、すごく良かった。一番良いぐらい。球のキレ、打者に向かっていく姿勢も出ていた。何とか、勝たせてあげたかった」と話した。