金本阪神ワースト8連敗…ロジャース「はよ、来て」

阪神対ヤクルト 5回裏、好機に打ち上げ遊飛に終わる中谷(撮影・清水貴仁)

<阪神3-4ヤクルト>◇6月30日◇甲子園

 阪神はゼロ行進に終止符を打った。タイムリー欠乏症からも脱した。それでも1点が届かない。本拠地でも白星は手にできなかった。金本監督の就任後ワーストとなる8連敗を喫した。引き分けを挟まず8戦連続で敗れるのは07年9月以来10年ぶり。首位広島に7・5ゲーム差をつけられた。球団史上前例のない域に入ってしまった。

 金本監督がやり玉に挙げたのは中谷だ。5回。4番福留の適時打で2点差に迫り、なお1死二塁。ここで2ボールから高めのボール球を打ち上げ遊飛に倒れた。同監督は「あそこでボール球を振るようではね。状況とか試合の流れとか空気感とか、もうそろそろやってくれないと」。これまでも同様の苦言を呈しながらチャンスは与えてきた。それでも変わらない姿に怒りをにじませた。

 試合前には獲得に動いている新外国人ロジャースについて「はよ、来てほしいわ。変わり目がほしいよね」と、口にしていた。ロジャースに期待せざるを得ない現状が苦境を物語っている。

 ▼1イニング3与死球のプロ野球タイ記録=青柳(阪神) 30日のヤクルト10回戦(甲子園)の5回に大引、藤井、上田に死球を与え記録。15年5月8日塚原(オリックス)以来10人目。セ・リーグでは14年7月4日田島(中日)以来4人目。