日本ハム西川、重盗本盗で一矢 3の0も持ち味発揮

4回裏、ディレイドスチールで生還する三塁走者の西川(撮影・黒川智章)

<日本ハム1-4西武>◇4日◇東京ドーム

 日本ハム西川が、自慢の俊足で一矢報いる1点をもぎ取った。

 4点を追う4回1死一、三塁。「サイン通り動いただけ」という重盗で、本盗を決めた。直後にリプレー検証も、判定通り。「僕の中ではセーフだった」と、自信の快足が勝った。23盗塁でパ・リーグトップ。「タイムリーを打てないので、ああいう風にしか点を取れない」と3打数無安打を悔しがったが、敗戦の中で持ち味を発揮した。