ソフトバンクのデニス・サファテ投手が5日、ヤフオクドームで行われたオリックス13回戦で今季25セーブ目を挙げ、史上6人目の通算200セーブを達成した。

 36歳2カ月での到達は岩瀬仁紀(中日)の34歳6カ月を抜く最年長記録で、外国人投手では初めて。初セーブは広島時代の2011年4月14日の阪神戦。

 サファテは2点リードの9回に6番手で登板し、無得点に抑えた。佐々木主浩(横浜)高津臣吾(ヤクルト)小林雅英(ロッテなど)岩瀬、藤川球児(阪神)に続く大台で、387試合での到達は佐々木の370試合に次ぐ2番目の速さ。

 米国出身のサファテは来日7年目。11年に広島入りし、13年に西武、14年からソフトバンクでプレーしている。150キロ台半ばの剛速球を軸に、昨季は自身のパ・リーグ記録を塗り替える43セーブをマークし、2年連続でセーブ王に輝いた。今季も4月2日に横浜(現DeNA)と巨人で活躍したクルーンを抜き、外国人投手の最多セーブ記録を更新した。