西武菊池雄星「最低限の投球だった」笑顔なき9勝

5回表日本ハム無死、打者市川に投げ込む菊池(撮影・浅見桂子)

<西武8-5日本ハム>◇21日◇メットライフドーム

 ハーラートップタイの9勝目にも西武菊池に笑顔はなかった。

 6回に3安打を許して2点を失い、1死から連打を浴びた7回に走者を残して降板。外角直球を捉えられる場面が続き「軸になる球だけど、そこまでの過程に工夫が必要。今日は最低限の投球。本当に野手の皆さんに助けてもらいました」と感謝した。次回は今季初の中5日で27日オリックス戦に登板。8月は上位2球団との対戦が続く。「残り投げる試合は全部勝つつもりでいきます」と引き締めた。