阪神藤浪7回途中3失点、課題制球まずまず4四死球

巨人対阪神 7回裏巨人1死満塁、桑原が陽に中前2点適時打を浴びて交代となり、ベンチの藤浪は帽子をとって迎える(撮影・宮崎幸一)

<巨人6-0阪神>◇27日◇東京ドーム

 阪神藤浪晋太郎投手(23)が7回途中で降板した。6回1/3を投げ3安打3失点。課題とされていた制球は、106球で4四死球とまずまずで、9三振を奪う力投をみせた。

 6回までは無失点投球を続けるも、7回1死で6番村田に死球を与えると、続く亀井に右中間を破る適時二塁打を打たれ、失点を許した。

 前回登板した16日広島戦(京セラドーム大阪)では、4回2/3でマウンドを降り、翌日17日には出場選手登録を抹消されていた。再び2軍で調整し、戻ってきた1軍のマウンドだったが、5月4日ヤクルト戦(神宮)以来となる4勝目を目指すも、またもやお預けとなった。