オリックスが「ルーズベルト超え」の乱打戦を制した。6回に吉田正の3ランで逆転したが、7回に再びひっくり返されて7-8。かつて米国のルーズベルト大統領が「野球で最も面白い」と言ったとされる点数でリードされる形となった。

 だが今度は8回、小谷野が代打逆転3ラン。9回の西武の反撃をかわし、2連勝を手にした。

 福良淳一監督(57)は、体調不良で2試合スタメンを外した小谷野について「万全じゃない中でいい仕事をしてくれた。勝負強さを見せてくれた」と最大級の賛辞を送った。