阪神横田、脳腫瘍寛解で発表「同じ病気の人に夢を」

阪神横田(16年11月13日撮影)

 阪神は3日、横田慎太郎外野手(22)が脳腫瘍による入院と加療を行い、順調に回復したため、2日に兵庫県西宮市の球団寮に戻ったと発表した。

 横田は2月の春季キャンプ中に頭痛を訴えチームを離れていた。症状が消えて安定した状態となる「寛解」と診断されており、順次トレーニングを再開する予定。この日、取材に応じた横田は「これからの野球人生が、同じ病気を持つ人たちに『夢』、『感動』を与えられるようなものにできるよう、頑張っていきたい」と話した。今後は来春キャンプをメドに完全復活を目指す。