東大宮台「目標にやってきた」浜田監督の目も真っ赤

法大対東大 6回表法大の攻撃から登板した東大・宮台(撮影・浅見桂子)

 東大が02年秋以来の勝ち点を挙げた。

 6回からは連投でエース左腕の宮台康平投手(4年=湘南)が登板。6、8回にそれぞれ1点を失い、9回にソロ本塁打を浴びるなど1点差に迫られたが、気迫の投球で守り抜いた。「とてもうれしい。これを目標にやってきた。達成感がある。(9回に詰め寄られ)気持ちだけで投げた。本当に頼もしいチームになった」と汗をぬぐった。

 就任5年目の浜田一志監督は目を真っ赤にした。「チーム一丸となってよく頑張ってくれた。勝ち点を挙げる試合で、最後のマウンドには宮台に立っていてほしかった。それがチーム全員の気持ち。くたくたになりながら、本当に良く投げてくれた」とエースをたたえた。