阪神が「テクニカルピッチ」導入、回転数などを計測

ボールの速度や回転数を出す為に専用ボールで投球練習をする松田遼馬(撮影・上田博志)

 阪神は12日、高知・安芸キャンプのブルペンで、アクロディア社の「テクニカルピッチ」というボールをテスト導入した。

 球の中に内蔵されたセンサーで球種や球速、回転数に回転軸もわかるというもので、球の大きさや重さも公認野球規則に準じており、このボールとスマートフォンがあれば、どこでも分析が可能だという。

 この日は試験的に導入され、松田と福永の2投手がブルペン投球で試した。松田は「数字やデータが出るのはおもしろい」と感想を述べ、福永も「(体験が)今までなかったので、1つの参考にしたい」と興味を示した。