稲葉篤紀監督(45)の初陣は、2盗塁を絡めた積極的な走塁に加えて、4番西武山川の特大ソロが飛び出し、「スピード&パワー」の持ち味を発揮した。
稲葉監督は「試合から遠ざかっている選手がいたので、バッターは初球から振っていきながらやりましょうと言っていた。機動力も選手が積極的に走ってくれた。一回り目はとにかく打たせよう。まず選手に試合勘を取り戻してほしかった」と言った。
打順が2巡目に入った3回、2点ビハインドの状況から3番上林の盗塁を絡めるなど、山川の犠飛と日本ハム近藤の適時二塁打で追い付いた。
再び1点リードされた5回は、山川の特大ソロで追い付いた。稲葉監督は「追い込まれてどういうバッティングをするのかなと思ってましたけど、際どいところを見極めて追い込まれながらもとらえるのはさすがだなと。山川選手が一番ホッとしてるだろうし、日の丸をつけて4番というのはプレッシャーがかかる中でああいう1発が出るのは本人の自信になる。続けていってほしいと思います」と期待した。
終盤は犠打を2つ成功させた。「試合展開の中で1回も追い越せてなかったので、終盤は特に1点を取りにいく姿勢を見せていく。他の選手に対してのメッセージもそう。上林選手も当たっていたけど、あそこで送りバントして1点を取りにいく。そこは選手に伝わったのかなと思います」と話した。
1番に起用した中日京田は3安打を放ち、二塁の守備もこなした。「やり慣れてますよね。源田選手の2番と、1、2番どういう風に機能するか楽しみでしたけど、見事に京田選手は3安打で出塁してくれた。今日はセカンドの守備も見たくて、1試合任せましょうとコーチと話しをして。僕はバッティングに影響すると思ったんですけど、それがしなかったので。なかなかおもしろい1番だなと思いました」と評価した。



