高橋監督、勝利の方程式完成へ「7回の男」探す

巨人高橋由伸監督

 巨人高橋監督が勝利の方程式の一角、“7回の男”を探し求める。今季は主にマシソンが8回、カミネロが9回を務め、同回の失点数はそれぞれリーグ最少1位、2位と一定の安定感を見せた。ただ7回は3位と万全ではない。「後ろに力のある選手が1人でもいてくれたら戦いやすい。毎日、マシソン、カミネロを投げさせるわけにはいかないから」と台頭を求めた。

 かつての守護神・沢村が本来の力を示せば、最有力候補だ。今季登板なしの剛腕も「最初から8、9回を投げられるとは思っていない。マシソン、カミネロの前で結果を残さないと」と捉える。13年最多セーブ、西村も「抑えをやりたい気持ちはなくはない。でも6、7回を抑えれば勝利が見えてくるので、そこで投げたい」と名乗りを上げる。

 指揮官は「沢村はもともと力があるけど、どこで使うかは白紙。よければ使うし、悪ければ使わない」と横一線を強調する。優勝した広島、2位阪神も3枚以上の強力リリーバーが試合を締めた。巨人も近年の黄金時代は“スコット鉄太朗”(マシソン、山口、西村)が鉄板だった。7回のピースがはまれば、覇権奪回が見える。【広重竜太郎】