阪神新外国人ロサリオ、来日は縁起を担ぎ大安28日

17年2月、ハンファ時代のロサリオ

 今度は大安来日や! 阪神4番候補の新外国人ウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国ハンファ)が今月28日に来日することが5日、分かった。球団幹部が「27日に(現地を)出発して、28日に来る予定です。大安吉日です」と明かした。六曜を見ると、前日27日の「仏滅」と、翌29日の「赤口」にはさまれた28日は「大安」。来日のタイミングまでも縁起を担ぎ、幸先のいいスタートを後押しする。

 昨年虎のロサリオが誕生した日も、「仏滅」や「赤口」を避けての12月13日、「大安」だった。ある球団関係者が「海の向こうのことですが、良い日取りを考えないといけない」と説明した通り、正式発表のタイミングにこだわりを見せた形だ。そして、今回も「大安」を選択。今季のチームの浮沈を握る存在だけに、球団の高い期待と、成功を祈る強い思いがうかがえる。

 谷本球団副社長兼球団本部長(53)は元日、甲子園近くの素盞嗚(すさのお)神社でおみくじを引いた際、「新しいもの、とりてすべて良し」との文言を目にして喜んだという。虎にとっての「新しいもの」の筆頭格はもちろん、昨年まで韓国プロ野球で2年連続3割30発100打点をマークした新大砲だ。谷本副社長は「ぜひ、ロサリオにそうなってほしいですね」と笑顔で期待した。28日の来日、2月1日のキャンプインが待ち遠しい。