中日森繁和監督(63)が29日、沖縄・北谷球場で行われた先乗り組の合同自主トレを視察。テスト入団した松坂大輔投手(37)について、キャンプでの調整はすべて本人に任せると明言した。
日本球界復帰後、昨年まで在籍したソフトバンクでの3年間、1軍登板はわずか1試合だけ。昨季はオープン戦途中で右肩痛が再発し、結局シーズンを棒に振った。現在は右肩の不安は解消されているとはいえ、キャンプで焦らせるつもりはない。
森監督は、「ゆっくりというか、全部好きなようにさせる。打撃投手も、あいつがいつ投げたいのか。岩瀬もそうだ」と信頼する。多くの投手に課せられているキャンプイン初日、2月1日の打撃投手も強制しない。
チーム合流2日目は、雨が降って肌寒かったこともあり、松坂はブルペン入りはしないで、早めに球場を後にした。復活ロードは、慎重に歩む構えでも、その存在感が、早くもチームに刺激を与えている。森監督は、「チーム内には(松坂の入団を)気にくわないという人もいるだろうけど、いいものは出てきている」。松坂が、中日を変える存在になりそうだ。【宮崎えり子】