中日大野奨太、古巣日本ハムに1発 ヤジられて笑み

中日対日本ハム 8回裏中日無死、代打の大野奨はライトポール直撃の本塁打を放つ(撮影・前岡正明)

 日本ハムからFA移籍した中日大野奨太捕手(31)が古巣相手にいきなり本塁打を放った。

 8回に代打で登場すると、上沢の初球を右翼ポールに当てるソロアーチ。日本ハムベンチからのイジりを聞きながら、笑みを浮かべてホームインした。

 「若い連中がヤジっているのが分かったので」と照れ笑い。

 9回にも左前打を放ち、2打数2安打。さらに昨年10月の右肘手術後初めて実戦でマスクもかぶった。清宮を空振り三振にしとめたが、その後3失点したリードを反省。「1つ1つクリアしていきたい」と表情を引き締めた。