中日松坂大輔投手(37)の公式戦デビューが、4月4日の巨人戦(ナゴヤドーム)から同10日からのヤクルト3連戦(同)に延期される可能性が出てきた。間隔を空けて右肩の万全を期すことに加え、オープン戦首位で好調な巨人ではなく、チームの相性がいいヤクルト戦で復活白星を狙わせたい考えとみられる。登板変更プランに、森繁和監督(63)の松坂への配慮が垣間見える。
松坂の公式戦デビューが1週間先延ばされそうだ。4月4日の巨人との本拠地開幕第2戦を予定していたが、10日からのヤクルト3連戦に回る可能性が高まった。この日のウエスタン・リーグのオリックス戦(ナゴヤ)では、本拠地初戦先発の柳、ローテの一角、鈴木翔もマウンドに上げた。森監督も正午すぎからナゴヤドームで全体練習を見ていたが、松坂が打撃練習で元気に快音を響かせる姿を見ることなく途中退席。2軍戦に登板した柳、鈴木翔の状態確認に向かった。
朝倉投手コーチは、この日の鈴木翔らの登板は巨人戦を見越してかと問われ、「想定もあるし、彼らの登板間隔を空けないようにする意味もある」と話した。森監督は「いろいろな考えがある。トレーナー、コーチとも話しながらどこに当てはめるか」と、松坂登板日を明言していない。入団から右肩回復を優先し、ベストな状態で登板させたいと、口にしてきた。キャンプから初起用の時期について「4月後半でも5月でもいい」とも話してきた。
ヤクルトは昨季15勝10敗と唯一勝ち越した相手。ナゴヤドームでも8勝3敗と好相性だ。開幕投手の小笠原をはじめ、ジーら先発のコマはそろっている。復活白星を首脳陣も最大限の親心でアシストする。