巨人山口俊、再起へ白星発進「完投できる投球を」

先発し力投する巨人山口俊(撮影・鈴木みどり)

 巨人山口俊投手が再出発の勝利を挙げた。今季初先発の中日戦で粘投で6回7安打3失点に抑え、チームを3連勝に導いた。

 5回までは140キロ後半の直球とフォークを軸に4安打無失点に抑えた。4点リードの6回1死満塁で高橋に走者一掃の適時三塁打を食らい、1点差まで追い上げられた。

 だが、ここからが真骨頂だった。平田にはフルカウントまで粘られながら外角スライダーで空振り三振。松井雅もフォークで空振り三振を奪い、同点の一線は越えさせなかった。

 昨年は暴力トラブルを起こし、同7月18日の同じナゴヤドームでの中日戦先発を取りやめ、謹慎生活を送った。再起を期す今季の初陣で同6月14日ソフトバンク戦以来293日ぶりの白星。「6回に点を取られて降板したのが反省。1イニングでも多く、完投できるピッチングをしないと」と冷静に話した。