日体大は帝京大に勝利したものの、優勝の可能性がなくなった。
1点ビハインドの1回2死二塁、4番に入った高垣鋭次(2年=智弁和歌山)が公式戦では初となる左越え2ランを放ち逆転した。先発したドラフト1位候補、東妻勇輔投手(4年=智弁和歌山)は、試合中に右中指の皮がむけるアクシデントがあり、変化球が投げづらい中で直球は最速152キロ。粘り強く5回8安打3失点で今季3勝目を挙げ「なんとか5回まで投げられた」と振り返った。
95、96年以来の連覇を逃したが「引きずることはよくない。実力があっても、出せなければ勝てない。切り替えて、秋季リーグに向けてレベルアップしたい」と前向きに話した。