明大が長短21安打を放って15点を奪い、勝負を3回戦に持ち込んだ。

 1回1死後、佐野悠太外野手(4年=広陵)が二塁打して口火を切ると、2失策に平塚大賀一塁手(4年=春日部共栄)から適時打も出ていきなりの3得点。その後も攻撃の手を緩めず序盤は早大の反撃を受けながらも、4回を除く8イニングで得点を挙げた。

 投げては2番手の磯村峻平投手(1年=中京大中京)が3イニングを1安打無失点。ルーキーシーズンでいきなりの初勝利をつかんだ。

 善波達也監督(55)は「磯村が立て直してくれました。それが呼び水になって打線もつながった」。1年生の好投を勝因に挙げていた。