代打に投手笠原もバント失敗…中日3点差逃げ切れず

ヤクルト対中日 9回表中日1死一塁、代打笠原(左)は送りバントの打球が強く三ゴロとなり一塁走者平田(右)が二塁で封殺となる(撮影・小沢裕)

 投手を含めて選手21人を動員の総力戦も実らず、中日が4連勝を逃した。6-6で迎えた9回1死一塁で打席に立ったのは、前日2日の先発投手・笠原。4回1/3を投げた左腕を、バント要員で代打起用したのだ。

 だが、打球は三塁手の前に転がり、一塁走者は二塁封殺。延長10回に守護神田島をマウンドに送り、1死二塁から申告敬遠で塁を埋めて代打荒木と勝負も、無情のサヨナラ打が左前に弾んだ。

 「よくつないで(一時は)勝ち越した。負けているから先手を打っていかなければならない」と森監督は、投手2人、野手2人を残すだけだった4時間40分の激戦を振り返った。

 6回、福田の2点打で1点差に詰め寄った。左腕中尾に対し、右の代打を4人続けて送り込んで同点に。7回には3点を勝ち越した。

 だがその裏、岩瀬が山田哲に今季初失点となる8号ソロ、鈴木博がバレンティンに、この日2本目となる9号の同点2ランを打たれた。「3点リードしたから任せる人に任せる準備はした。しかし、それができなかった」。岩瀬、鈴木博、田島をつぎ込みながら逃げ切れなかったことを、指揮官は悔やんだ。4月30日の松坂の復活勝利から始まった連勝は、3で止まった。