阪神ラファエル・ドリス投手(30)が2年連続2桁セーブとなる10セーブ目を挙げた。

 2点リードの9回から登板。「点差に関係なく、いつもどおり1つずつアウトを取ることを心掛けました」。力感あふれるフォームから投じる150キロ台の直球で押し、代打宮本、倉本を打ちとった。2死から四球で走者を出したが、続く1番乙坂を2球で追い込み、最後は外のスプリットで投ゴロに仕留めた。

 広島中崎の11セーブに次ぎ、現在リーグ2位。節目に到達したが「まだ始まったばかり。シーズンは長いので、多くセーブを取っていけるようにしたい」と冷静に先を見据える。虎が誇る守護神が頼もしい。