西武の“山賊打線”が楽天をじゅうりんした。火付け役は秋山。3回1死で藤平から右越えに先制の5号ソロ。直前に木村が二盗に失敗し「もう1回、塁に出ないといけないと。良いカウント(3-1)になったので、しっかり振ったら、たまたま行きました」と謙虚に話した。この回、浅村が2ラン、栗山は3ランで続き、一挙6得点。辻監督は「1イニングでね。そうあるものじゃない。大きかった」とたたえた。
打った3人とも12年までヘッドコーチだった土井正博氏(現中日コーチ)の薫陶を受けた。12年シーズンでは高卒4年目の浅村と大卒2年目の秋山は1、2番に抜てきしてもらった。1975年に、やはり“山賊打線”と呼ばれた太平洋で4番を務め、本塁打王となった土井コーチの教えが、今の西武打線にも息づいている。