ラミレス監督のジェスチャーに審判リクエスト勘違い

2回裏ヤクルト1死一塁、ブキャナンの打球の判定でリプレー検証に入った審判団だったが、実際にはリクエストはなく審判団の勘違いだったことを説明する笠原審判員。左端はヤクルト小川監督(撮影・中島郁夫)

<ヤクルト5-14DeNA>◇25日◇神宮

 ヤクルト-DeNA9回戦で、リクエストを巡り、珍しいやりとりがあった。

 2回のヤクルトの攻撃で、1死一塁からブキャナンの三塁前へのバントでDeNAは併殺を狙ったが、一塁はセーフ。審判団はここでラミレス監督がリプレー検証を要求するジェスチャーをしたと思い、1度バックネット裏に下がった。実際はラミレス監督は要求しておらず、取り消された。責任審判員の笠原塁審は場内放送で「勘違いがありました。リクエストはございませんでしたので2死一塁で再開します」と説明した。