ロッテ・ボルシンガー7勝「満足」初甲子園にも対応

今季7勝目を挙げ抑えの内(中央)に抱きつかれるボルシンガー(撮影・清水貴仁)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-3ロッテ>◇10日◇甲子園

 ロッテのマイク・ボルシンガー投手が、2戦連続サヨナラ失策負けの負の流れを断ち切った。7回を5安打2失点にまとめ、リーグトップタイの7勝目。

 初回に2点の先制を許したが「次の点を与えずに抑えていけば、(味方が)点を取ってくれると信じていた。今日の内容には満足してます」とうなずいた。

 5月4日の日本ハム戦から自身負けなしの6連勝。6戦連続クオリティースタート(投球回6以上、自責3以下)と安定感が光る。初めての甲子園のマウンドに「初回は他の球場と比べて低いなと思ったが、2回以降はマウンドのことは頭になかった」と対応力の高さをみせた。