広島西川の走塁に疑問/緒方孝市ライブ評論

広島対阪神 5回裏広島1死一塁、走者西川はけん制飛び出しも一塁手マルテの悪送球で二盗成功となる、遊撃手山本(撮影・清水貴仁)

<広島4-2阪神>◇31日◇マツダスタジアム

広島前監督で日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(52)が広島-阪神2回戦をライブ評論しています。広島は5回に一塁走者の西川がけん制に飛び出した。マルテの送球が乱れ、二塁に進んだが、広島の走塁に首をかしげた。

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-5回に西川がけん制に飛び出した

あの走塁は、投手が動作に入った時にスタートを切るギャンブルスタートだ。ただし状況は、4番鈴木誠の打席でカウント3-1。相手の守備に助けられたが、その作戦を取る必要があるのか。3回にも田中広が飛び出した。前日も2度けん制でアウト。機動力野球を掲げるのは分かるが、これは積極的な走塁ではない。

-6回の佐藤輝は3打席連続の空振り三振

この打席は打てるボールがなかった。サンズと同様に、内角を徹底して攻められた。でもあれだけ厳しいボールを投げられても、形を崩さずにスイングできている。佐藤輝は絶対に打つよ。そのためにもチームが勝たないといけないし、前後の打者がカバーしないといけない。

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