【ドラフト】年々増加する育成選手 昨年は史上最多51人、ソフトバンクは14人指名

2021年10月11日、ドラフト会議に臨む、左からDeNA三浦監督、巨人原監督、ソフトバンク工藤監督、ヤクルト高津監督

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が20日、都内で開催される。事前に1位を公表した球団は9球団にのぼり、逆指名が撤廃された07年以降で最多となった。指名を公表した中で競合している選手はゼロ。先手必勝で一本釣りとなるのか、手の内を隠している球団が参戦してクジ引きとなるのか。2位以降の指名にも各球団の思惑が表れそう。毎年ドラマが生まれる運命の1日が始まる。

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昨年は育成選手が51人も指名され、05年に始まった育成ドラフトで史上最多人数となった。最近の育成選手指名人数は18年21人→19年33人→20年49人→21年51人と年々増加しており、今年はさらに更新するか。ソフトバンクが昨年指名した14人は、1球団の育成指名人数で最多。同一年に育成選手を10人以上指名したのは、他に20年巨人(12人)の例がある。

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