【ヤクルト】村上宗隆「4番を打ちたい」侍ジャパン選出で主砲に名乗り 実現すれば歴代最年少

自主トレを公開したヤクルト村上(撮影・足立雅史)

ヤクルト村上宗隆内野手(22)が6日、東京・神宮外苑で自主トレを公開し、この日選出されたWBC日本代表で「4番を打ちたい」と明言した。実現すれば前回17年大会の筒香嘉智(当時25)を抜き、23歳で歴代最年少の4番となる。3冠王、日本選手シーズン最多の56本塁打を放った「村神様」が新春早々、満を持して侍ジャパンの主砲に名乗りを上げた。

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日本の4番を欲した。侍ジャパン史上最年少となるが、重大な責任を背負う覚悟とともに。村上は自分の気持ちに正直だった。「小さい頃にWBCに憧れ、かっこいいなと思って野球を始めたので、4番を打ちたい思いはすごくある」。言葉によどみはなかった。

昨年11月の強化試合で4番に座って3戦4発。国内外に「ニッポンの4番」を印象づけた。周囲の期待は高まるばかりだが「期待されながらやれればいい。結果を残すだけなんで」と平然と言った。

異次元の平常心だった。少年時代からの夢、初のWBCが2カ月後に迫るというのに、気負いが全くない。「初めてだけど(野球が)3月に開幕するのは毎年のこと。あまり慌てる必要はないのかな」。

先輩侍の心配も杞憂(きゆう)に終わりそうだ。ともに自主トレを行った青木は過去3大会でWBCを経験。WBCとペナントレースで2度も気持ちと体を切り替える大変さを明かした。村上はその点について「やってみないと分からないですから」と言い、この時期の調整法も「特別には何にもしてない。いつも通りです」。大みそかの紅白歌合戦にもゲスト審査員として出演した年末年始の過ごし方も「ご飯食べて、テレビに出て、毎日楽しい。紅白もめちゃいい席で見られました」とどんと構えた。

大谷やダルビッシュらメジャーで戦う面々と共闘できることには「すごく幸せ。一緒にプレーし、肌で感じて気になったところを聞いてみたい」と語る。世界一奪還へ「全力疾走、全力プレー。やることは変わらない」。4番宣言をしても、日本の主砲は落ち着き払っていた。【三須一紀】

◆日本代表の4番打者 WBCでは過去7人が4番に座り、最年少は17年筒香嘉智(当時DeNA)の25歳3カ月。来月2日で23歳になる村上が4番を打てば最年少となる。WBCに限らず、プロが参加した主要国際大会(五輪、WBC、プレミア12)でも、15年プレミア12の筒香(23歳11カ月)を上回る最年少4番になる。

○…神宮外苑で自主トレを公開した青木は前日5日に41歳となった。今季、野手で日本球界最年長となることに「思ったよりも若くいられている。今後も練習を通じ、強く、柔らかくをイメージしてやっていきたい」と意気込んだ。WBC代表に選出された村上へは「今の村上の取り組み方なら大丈夫でしょう。体づくりがしっかりしてるから」と太鼓判を押した。

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