3月のWBCを戦う侍ジャパンのメンバー12人が6日、発表された。今回は先行発表。1チーム全30人で、残りは1月末に発表される。<>内数字は背番号。

【投手】

<18>オリックス山本由伸(24)

<14>ロッテ佐々木朗希(21)

<21>DeNA今永昇太(29)

<12>巨人戸郷翔征(22)

<16>エンゼルス大谷翔平(28)

<11>パドレス・ダルビッシュ有(36)

【捕手】

<10>ソフトバンク甲斐拓也(30)

【内野手】

<2>西武源田壮亮(29)

<55>ヤクルト村上宗隆(22)

<3>DeNA牧秀悟(24)

【外野手】

<8>ソフトバンク近藤健介(29)

<51>カブス鈴木誠也(28)

 

投手は、日本球界からは山本、佐々木朗、今永の昨季ノーヒッタートリオに、奪三振王の戸郷が選ばれた。これに、大谷、ダルビッシュのメジャーリーガー2人。

野手は、日本球界からは昨季3冠王の村上を筆頭に、昨年11月の強化試合出場組が顔を並べた。これにメジャーリーガーの鈴木が加わった。

◆大谷の日本代表 日本ハム時代は14年日米野球と15年プレミア12に投手として出場した。14年日米野球は2試合0勝1敗、5回7奪三振、2失点(自責点0)。15年プレミア12は2試合1勝0敗、13回21奪三振、無失点。先発投手のベストナインに選ばれた。準決勝の韓国戦では6回まで無安打に抑え、7回1安打、11奪三振、無失点と好投するも後続投手が逆転を許し、勝敗はつかなかった。強化試合1試合を含め、投手通算5試合で自責点0。打者では16年11月の強化試合(対メキシコ、オランダ)で4試合通算11打数5安打(打率4割5分5厘)1本塁打。17年WBCでも代表に選出されたが、右足首痛のため大会前に辞退した。

 

▽エンゼルス大谷 優勝だけ目指して、勝つことだけ考えていきたい。前回出られなかったですし、自身としても初めてのWBCなので、楽しみにしながら頑張りたいと思っています。

▽パドレス・ダルビッシュ 優勝して、日本の野球の素晴らしさが伝えられるように全力で挑みます。世界一に向けて、チームを引っ張る投球ができるようにしっかり準備していきます。

▽カブス鈴木 前回大会では悔しい思いをしたので、今回こそは栗山監督を胴上げすることを目標に、侍ジャパンの世界一に貢献できるよう精いっぱいプレーしたいです。

▽オリックス山本 選出していただき、とても光栄ですし、身が引き締まる思いです。大会へ向けてしっかりと調整して、日本の世界一に貢献できるよう全力で腕を振りたいと思います。

▽ヤクルト村上 子どものころに夢中でWBCで戦う侍ジャパンを応援し、夢を見させていただきました。皆さんに夢を与えられるように、世界一になれるように全力でプレーします。

▽ロッテ佐々木朗 大変光栄に思います。日本の優勝のために自分ができる精いっぱいのピッチングができればと思っています。優勝に貢献できるよう頑張ります。

▽ソフトバンク甲斐 代表として恥じないよう、経験を最大限に発揮したいと思います。投手としっかりコミュニケーションをとり、求められるプレーのために最善を尽くします。

▽DeNA今永 非常に光栄に思います。同時に責任と重圧を感じております。野球を見たことのない方々にも興味を持ってもらえるようなプレーをしていきたいです。

▽巨人戸郷 侍ジャパンの一員になれることを想像するだけでも身震いがします。ユニホームを着られることを誇りに思い、今後の野球人生に生かすためにも精いっぱい投球したいです。

▽DeNA牧 選出していただき非常に光栄に思います。日本を代表してプレーできることに感謝いたします。世界一になるために自分の全力をぶつけたいと思います。

▽西武源田 このたびは選出いただき、大変光栄です。初めてのWBCになりますが、自分らしさを出して、日本の優勝に貢献できるように精いっぱいプレーします。

▽ソフトバンク近藤 望んで出場できるものではないですし、光栄に思います。プレミア12や五輪も出場させていただきましたが、世界の野球を体感できる貴重な機会だと思っています。